自民ちんたい議連開催、サブリース契約等での要望を決議

不動産投資

ちんたい議連2023年度総会を開催

6月9日自由民主党賃貸住宅対策議員連盟(ちんたい議連)が自民党本部で2023年度総会を開催し、24年度賃貸重点政策要望事項を決議した。
総会には所属議員の他、各団体役員や省庁実務者などが出席した。

自由民主党賃貸住宅対策議員連盟(ちんたい議連)とは
会長:石破茂衆議院議員

会長代理:逢沢一郎衆議院議員

幹事長:中谷元衆議院議員

が就いており、 2023年6月末日現在337名(衆議院245名、参議院92名)が所属している

http://chintai-giren.jp/

サブリース契約の解約での正当事由を不要とする

賃貸住宅業界団体の全国賃貸住宅経営者政治連盟は、いくつかの項目を重点要望事項として提出した。
その中で「サブリース契約では、貸主からの解約の場合、正当事由を不要とすること。」という事項があった。

現在サブリース解約解除に関する問題は、不動産を売買する際の大きな壁になっている。
そのことが適正な不動産価格の評価を下落へ繋げていることは確かだ。
投資目的での不動産の平均的な利回りもサブリース契約があることで、著しく収支を悪化させている要因になっていることから、オーナーの要望に応じた解除は自由意志の元、正当事由を不要とすることはこれから投資を始めるオーナーをはじめ、既存のオーナーたちの売買の活性化にも繋がることを期待したい。

現在、日本の不動産売買市場に海外からの資本が大量に注入されている。私たち日本人は、外国人による土地の売買に対して危機感が薄いと感じる。
私たちは明確にその点に対して抑制を検討すべきだと感じる。

未だにそういった点で発展途上の日本だが、日本人として国土を少しでも自分たちで守ろうという意識が少しでも芽生えることを願う。