野村不動産ソリューションズが「住宅購入に関する意識調査（第25回）」のアンケートを実施した。
近年不動産価格の上昇を感じる中2023年7月時点での状況が分かった。
ー調査概要ー
調査対象：「ノムコム」会員（会員数：約207,467人 ※2023年7月時点）
※ノムコム会員とは、購入検討者を中心としたWeb会員組織
調査期間：2023年7月3日（月）～7月16日（日）
調査機関：自社調査
調査方法：インターネット上でのアンケート回答
有効回答数：1,964人
ー調査結果ー
[不動産価格は上がる]と考えている人が42.0%、下がると考えている人が17.9%
[不動産は売り時だと思う]、[どちらかと言えば売り時だと思う]と回答した人が合わせて82.2％になった。
[不動産は買い時だと思う]、[どちらかと言えば買い時だと思う]と回答した人が合わせて33.1%となり前回より上昇した。
出典／野村不動産ソリューションズ「住宅購入に関する意識調査（第25回）」
[不動産価格は上がると思う]が2011年から過去最高を記録した
[不動産価格はどうなると思いますか]というアンケートで[上がると思う]と回答した人が42.0%となり、前回調査2023年1月の35.6％から大幅に増加した。2011年の調査開始以来最も多い結果となった。
価格高騰については、前回調査時に頭打ちと感じられていたものが、今後さらに価格が高騰するのではと思われた様だ。
売り時、買い時双方伸びる結果に
住宅価格高騰を受けて、[売り時]と考える人は多い様だ。[不動産は売り時だと思いますか]というアンケートでは、[売り時だと思う]22.6%、[どちらかと言えば売り時だと思う]59.6%で合わせて82.2%の人が売り時だと考えている。
理由としては[不動産価格が上がったため]77.4％、[今なら好条件での売却が期待できるため]52.4%が複数回答で過半数を占めていた。
また、[景気の先行きが不透明と感じるため][今後、不動産価格が下がると思われるため]と感じる人は前回調査から3％ほどポイントを下げていた。
[不動産は買い時だと思いますか]というアンケートでは[買い時だと思わない]が48.1%で最多となったが、前回調査の52.5%から減少した。
また「買い時だと思う」8.8%、「どちらかと言えば買い時だと思う」24.3％となり計33.1％で前回調査より増加した。
不動産物件は[売り時]か[買い時]か
2023年今現在、不動産価格が上がっており売却するのなら今が1番いいと考えます。
なぜならいつまで価格が上がり続けるか分からない中で、今現在が1番売却価格が高く、今後不動産価格が下がる可能性がある事と、持ち続ける事で色々な支払いが発生し、マイナスが増えてしまうからです。
物件を所有してる方たちはその事を考慮した上で、アンケートの結果、全体の約77%もの人が不動産価格が上がったため、売り時だと考えています。
ですので、不動産価格が下がる可能性も視野に入れると、売却するのであれば不動産価格が下がる前に早めに対処した方がいいと考えました。
